のブロ

口の悪いNONOちゃんのブログ

今日のことを書いてみる

まず、起きて
鯛茶漬けを作った。

薄味好みの私と濃い味が好きなヒゲおじさんは、さっそく今日一発目の対立をすることとなるが、私が作るので黙らせた。

生理痛で死にそうなのになぜか頑張ったけど、今思えば作ってもらえばよかった。でも私が動くまでおじさんは起きようともしなかったから結局作ることになったんだろうな。アホ。子供。

前の日にテレビで、人間国宝の人たちのきれいなアトリエを見て、俺もきれいにしなきゃと言っていたから掃除を始めた。私は掃除が得意でサッサとやってしまうんだけど、ヒゲおっさんは苦手らしく見てて全然進んでない。進んでないのでつい手が出てしまうんだけど、私からしてみれば完全ゴミにしか見えないものをいちいち大切にするから面倒だ。つぶれたAmazonの箱とか、家電屋のDMとか。どう見てもゴミだろうが。捨てさせい。

私が始めてヒゲおっさんの家を見たときの第一印象は、失礼だけどひどかった。庭にはのびきった雑草、玄関に入ると何故か積み重ねられたタイヤ。部屋に入ると机の上には空っぽのカフェ・オ・レや弁当の入れ物、床には直置きの調味料。ベッドのそばには洗った後なのか前なのかわからない洗濯物の山。(しかも2年前に別れた元カノの服が入っていた)キッチンは油でギトギト、空き瓶空きカンの山。床はホコリまみれ風呂は黒カビの温床。

潔癖気味の私には耐えられなかった。

話は戻るが私からすればどう見てもゴミにしか判断できないものをいちいちまだ使えるか考え出すから全く掃除が進まない!
サイズが会わない排水溝のフタなんてなんに使うのよ。
しまいには腹が立ってきて(最近すぐヒゲじいに対して腹立つんだよなあ)勝手にひとりでキレながら台所周りを鬼掃除。床拭きしてると謎のカタマリや油でへばりついたホコリがたくさんあり、嘔吐の危機が何度かあった。
途中、なんで私せっかくの休日にこんなことしてるんだと虚しくなったりもしたけど考えることをやめてただひたすら掃除した。

ヒゲじいもそんな様子の私を見て、やばいと感じたのか自室を掃除してたみたいだけど、ぶっちゃけどこを掃除したのかよくわからない出来映えだった。

掃除できない人は本当にできないんだなあと妙に感心した1日だった。

一度ヒゲじいに対して沸いた怒りはまた別の怒りを呼び覚まし、(なんで結婚したいとかいいつつ、なにも考えてねーんだよとか、なんで結婚したら私が当たり前のようにヒゲの地元まで嫁ぐと思ってんだよとか)ヒゲじいに対する不満が爆発寸前になったので昼ごはんも食べず帰宅した。さみしそうにするヒゲをみてざまあみろと思った。性格悪い。

とにかくヒゲは遅い。なにもかも遅い。一応8つ年上なんだけど、頼りになるとおもったことがあんまりない。人見知りで喋れない、なのに自信家なのが腹立たしい。この先やっていける自信がない。こんなとき、ふと元彼たちを思い出してしまう自分が嫌だな。あー、実はデブ専だったたかちゃん元気かな。小栗旬似のたかちゃん元気かな…

ずっとメール無視してたヒゲちゃんに返信してから寝よ。
明日からまたクソな日常が始まる。
お母さん大好き。おやすみなさい。